在宅介護の現状
今の日本の在宅介護の現状は、良いものだとは言えません。
日々、ニュースで目にする在宅介護に関する悲惨な事件も、
今の現状を表したものだと思います。
以前の日本は、親の世代と同居するのは当たり前の事でした。
第二次大戦の頃までは、実に3世代同居はおろか4世代同居も当然のことだったんです。
それが、戦後日本が豊かになるにつれ、核家族化が急速に進んでいきました。
それは、こんな感じです。
| 65歳以上の親との同居率 | ||
| 1950年代 | 1980年代 | 2006年 |
| 82% | 56% | 32% |
上の表の様に物凄い勢いで同居率は減っているんですね。
それに伴って、在宅介護も厳しいものになっています。
さらには、
65才以上のお年寄りで、子供と同居をしていない人の割合は
| 65歳以上で子供と同居をしていない人の割合 | |
| 65歳以上の夫婦の場合 | 約30% |
| 65歳以上で一人暮らしの場合 | 約22% |
どうでしょうか?
同居をしていないお年寄りって、思ったよりも少ないですよね。
しかも、この割合は、ドンドン増え続けているんですよ。
その現状は、2025年にはなんと700万世帯近くにもなるといわれています。
かなり、衝撃的な数字ではないでしょうか。
そこから浮かびあがってくる事は、在宅介護をする家族が居ないという事です。
しかも、このサイトでも書いている通り、老人の夫婦どうしの
「老老介護」
も大きな社会問題になっているんですね。
ですから、まだまだ完全とはいえませんが、
介護保険制度の上手な活用と寝たきりを防ぐリハビリなどが、
必要になってくるんですね。
