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半座位で座る

座り方 「半座位」

座るというのは、健常者の私達には意識せずに普通に出来る事ですが、

長期間に渡って寝たきりになっている人や、私の母の様に脳卒中などで、

自分の意思で体を動かす事が困難な人にとっては、大変な場合があります。

自分で座るという事は、腹筋や背筋、首の筋肉がある程度必要になるからなんです。

今まで寝ている事が多かった人は、その筋肉自体も大変弱っているので、

座ることに関しても段階を踏んで進めていきましょう。

まずは、短時間で、20度くらいから始める

私の母もそうですが、初めは3分~5分くらいから始めました。

可動式のベッドの背の部分を傾けていきます。

角度はいきなり上げず、最初は20度くらいが良いでしょう。

20度~30度くらい傾けて座る事を「半座位」といいます。

※画像 (半座位、ベッドの画像など)

半座位で気をつける点

  • 1) お尻の辺りの皮膚に体重がかかるため、皮膚の色が変わったりしていないか。

 褥瘡(じょくそう)予防

 寝たきりの期間が長い人が半座位で座るといっても、

 それはお尻などの皮膚にはかなり負担がかかると言います。

 特に寝たきりの人の皮膚は、健康な人に比べてかなり弱くなっているんだそうです。

 
  • 2) 顔色が悪かったり、様子はおかしくないか。

 今まで寝たきりだったのが、起きて体の血液が移動する事により、

 気分が悪くなったり、血圧が低くなったりしていないか。

  • 3) 体の安定は大丈夫か。

 私の母の様に自分で体を動かすのが困難な人や、長い間の寝たきり生活で筋力が弱っていて、

 自分で体を支えられていられない人。

                                           

私の母は、全身が麻痺していますから、半座位が精一杯です。

初めは、数分の半座位からはじめて、今は、かなり長い時間その状態を保つ事が出来るようになりました。

今では、自分から車椅子に乗って外の景色を見たいと意思表示する様になりました。

昔は、良かれと思って車椅子にのせても、3分もすると泣き出していたのに。

気持ちも結構明るくなったと思います。

                                           

そして、次の段階は、「長座位」です。

長座位とは、半座位に比べて起きている背中の角度は垂直に近い角度で座ることです。

私の母は、腰や、首に力が全く入らないため、ベッドを使っても、この長座位で座る事は出来ません。

しかし、そうではない人は、このベッドを使った長座位の訓練をする事で、

体のバランス感覚がもどってきて、その後、自分の力だけで座るための大きなステップになります。

長座位で気を付ける点はいくつかあります。

まず、半座位の時と違い、長座位の場合は、足の裏側が引っ張られる様になります。

ですから、膝を少し曲げる様に、膝と布団の間にクッションなどを入れると良いと思います。

※画像を入れる

また、体が左右に傾かない様な工夫も必要です。

傾いたまま、長時間放置していると、体を痛める事にもつながります。

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